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祈り

  • 執筆者の写真: 02:00
    02:00
  • 2020年4月22日
  • 読了時間: 1分

12月の初めに、チェンナイから南へ車で1時間程降りた遺跡の町、

マハバリプラムに向かった。

石造でできた寺院が海のすぐ近くに建っているのだ。


チェンナイよりもさらに低い建物と広い道のために

開放感のある場所で車を降りる。


直射日光が文字通り人々を射し、チェンナイよりも2,3度高い気がする道を

海と寺院に向かって歩いていく。

300m程を歩くうちに、背中の汗が服に張り付く。

ひたすらに暑い。

途中で砂浜に変わったおかげでサンダルの隙間から砂が入り、

汗のせいで足に砂がくっついていく。




12月は新年に向けて、身を清めに沐浴をする人が増える。

寺院のそばにある海は恰好の沐浴スポットのようで

この日もたくさんの人がいた。


赤や(ターメリックのような)黄色、というのは、

お祈りのための色にあたり

女性たちは赤や黄色のサリーを身に纏い、

海へと進んでいく。



沐浴は”Holy Dip”というのだと

一緒に来たインド人の友達に教えてもらい

なんてそのままのその通りの単語なのかと驚く。






Holy Dipをして、寺院に行きお祈りをする。


家族や知人や自分の日々が続いていくこと、

続けていくこと、紡いでいくこと。

単調な日々を過ごしたい人と過ごしていくことを

きっと彼らは祈っているのだと思います。



私もHoly Dipをしていなくとも、

祈っていたいと思います。

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