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02:00

FUN LIFE SITE

こんにちは!

実耶です。


9月はCOCOをお休みしております。

次回は10月14日(水)です。

また近くなりましたら

詳細お知らせいたします。

素敵な人と素敵な計画をたてていますので

お楽しみに☺︎





開店までのお話が

全然書けていなかったので

書きます!笑

今回は飲み物編です。


COCO toastのメインはもちろんカヤトーストなのですが、それと同じくらいおすすめなのがコーヒーです。




半年前まで何も知らなかった私に

コーヒーのことを教えてくださったのは

ROUND POINT CAFEの店長、梅谷さんです。

コーヒーのことだけでなく、お店を始めるにあたり、ほとんどのことを梅谷さんから教わりました。


ROUND POINT CAFE HP


もともとROUND POINT CAFEは大好きな先輩、なかよしライブラリー神戸元町店の静さんに「近所にとても素敵なお店がある」と教えてもらい、訪れていたお店でした。



ROUND POINT CAFEの珈琲豆は、極力サスティナブルな生産環境で育てられたものを顔の見える生産者から仕入れられています。


一杯のコーヒーで世界と繋がったような感覚と、世の中のために精力的に活動されている梅谷さんに憧れたことをよく覚えています。



ここのコーヒーをお店で使いたい、

という強い気持ちだけで

何の準備もないまま(でた!)

ROUND POINT CAFEさんに行きました。


(前世はイノシシかも、と自分でも思います..。)




当時のことを考えると、メニューもコンセプトもはっきりせず、話もまとまらず

意味不明できっと失礼だったと思うのですが

それを受け止めてくださった

梅谷さんは神様なんだと思います。



週に1日研修スタッフとしてお店で働きながら必要なことを勉強したらどうかと提案してくださったのです。



「いいんですか?」と聞くと


「技術があっても使わなければ意味がありませんから、いいんですよ」


と言ってくださったこの言葉は私にとって青天の霹靂で、以後何度も反芻しています。







その週に1日は本当に楽しい学びの日でした。

なんて奥深いコーヒーの世界!

淹れ方、挽き方、味わい方、産地、、


小さな豆がこんなにも豊かな情報を含んでいるのかとドキドキし驚きの連続でした。



実践して飲み比べてみると本当に淹れ方によって味が全然違うのです。


梅谷さんが淹れたコーヒーは

マイルドで深みがあるのに

私が淹れたコーヒーは

一瞬主張が強くてそのあと薄い...

何が違うんだろ?人間性ですかね??


と騒ぐのを温かい目で見守ってくださり、笑

何度も練習に付き合ってくださいました。

飲み比べながら、いちばんカヤトーストが美味しく感じるコーヒーも一緒に探してくださいました。





それだけでなく、コーヒーを入れる際に必要な器具を揃えていただいたり、やるべきことやアイデア、立ち振る舞いや心持ちまで教えてくださりました。

悩んでいることを全部一緒に考えてくださいました。

梅谷さんに、いい報告ができるように頑張りたいという気持ちもまたエネルギーになりました。






何より心に残っていることがひとつ。


最終日に

「なんで見ず知らずの訳の分からないことを言う私に(自分で言う)

力を貸してくださったのですか?」

と聞いたのです。


梅谷さんはコーヒーを焙煎したくて

ツテもなく駆け込んだお師匠さんのお店のお話をしてくださいました。


そのときに自分が助けてもらったから

自分もやりたいことがある人が現れたら

力になりたいと思う、と話されているのを聞きながら


繋がっていく輪の中にいるような

不思議な感覚を覚えました。


梅谷さんに繋げた方がいて

そのお師匠さんにも繋げた方がいて、

それがずっと続いていたから

自分のところに輪っかを繋げてもらった

と確かに感じて涙がでそうになったのです。


いつか私も誰かにこの輪を繋げられるのだろうか、できたらいいな。




ところで

自粛期間中も日々練習をしていましたが、コーヒーって本当にすごい。

(ROUND POINT CAFEのコーヒー豆お試しセットがいろいろな味を楽しめて心底最高でした!ぜひ!)






頭がすっきりするとかカフェイン効果で病みつきになっている部分もあるかもなのですが


落ち込んでいるときも忙しないときも

いい匂い〜って息を吸いこんで

ひと口を味わって「美味しいなぁ」と思えたとき、なんだかすごく嬉しく安心した気持ちになる。

自分を受けとめられるような気持ち。


丁寧に淹れたコーヒーってそういう力があるんだ、って教えてもらいました。


少しでもそういう力が誰かに届けば嬉しいから、おすすめのドリンクはやっぱりコーヒーです。




COCOのコーヒーはニカラグア産◎

カヤトーストと一緒に口に入れたとき

まろやかに甘みが広がりますよ〜

また、梅谷さんチョイスの月替りコーヒーも楽しんでいただけます!




焙煎したてのコーヒー豆の予約販売もしておりますので、気になる方はぜひDMにてご連絡ください。



開店までのお話も次がいよいよ最終回。

全然開店しない..。笑


抜群のセンスと優しさでお店を彩ってくださったスーパーな方々とのお話です。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ〜!


読んでいただきありがとうございます!




更新日:2020年9月20日


梅谷さんインタビュー:実耶



神戸にある『ROUND POINT CAFE』

店主の梅谷さん。

(前編もどうぞ!)





後半では

これからの目標やそのきっかけ

目標の実現のために大切なこと

そしてコーヒーの魅力を伺いました!




・・・・・



––––梅谷さんの今の目標って何ですか?

変わらない目標、

ずっと先にある目標としては

アフリカ、今でいうとコンゴとビジネスをするってことなんですけど

そのビジネスを通して、そこに関係する村であったり地域の人の生活が少しでも良くなるような継続できるシステムを作っていきたいっていうのがあります。

––––それが自分の人生の目標なんでしょうか?

そう言ってもいいのかなあと。

それができたらとりあえず満足感というか、達成感はある気はします。

––––それってすごく人のためのことですよね。なんでそこに至ったんですか?

そういう意味ではひとつ大きな出来事が

あったといえばあったんですけど。


僕高2の夏休みに1ヶ月だけアメリカにホームステイに行ったんですね。その時に1人の男の子と出会って時間って無限にない、すごい有限だと気付かされました。

いつかやろう、やりたいことがあっても出来ないこともありますし。


彼と出会ってから、時間への向き合いかたが変わったというか、

なんかこんなのんびり生きているだけだったらすごい勿体ないなと思って。


これだけ恵まれた日本っていう環境で楽しく生活していて、でも一方他の国を見ると全然そうじゃない国も多い。そこにたぶん世界の構造的な理不尽さをすごい感じたんでしょうね。

その頃から途上国に対して何かしたいって思い始めたんだと思います。

高3くらいからですかね。




△生産国で見たコーヒーの実

ちょうどそのとき受験の時期なんで

「この学部に入ったらこういう仕事がありますよ」っていうガイドブックみたいなのをいろいろ見てるときに、

国連職員、国際公務員っていう国連で働く仕事があることを知って、最初はそれに興味があって。国連で働いて何が出来るんだろうっていうのを大学入ったころにいろいろ考えていたんですけど。


もちろん国際機関の役割って大きいので必要な組織なんですけど、国際機関とか政府ができることって大きな枠組みを作ることで、

本当に村々とか暮らしている人たちの生活に何かアクションをおこすとなると、別の活動主体が適している気がしたんです。



2000年くらいから開発援助のあり方も少しずつ変わってきていて、持続可能性と事業性という要素にも重きが置かれ始めました。

より地域に根差した活動っていうのを考えていくと継続性がやっぱりすごい必要っていうのはあって、お互いがいい形になる、ビジネスを通して底上げできるような仕組みが必要なのかなと。



学生時代のときはあんまり思いつかなかったんですけど、なんとなく形になってきたので独立した感じです。




△コーヒー豆を適切な値段で買い取り

現地のコミュニティに介入することは

労働環境はもちろん、教員環境など

生活全体の向上に繋がっていきます。




––––ずっと考えてきたことを実現していてすごいです。

やりたいことがあってもなかなか

踏み出せない人も多いと思うのですが

それについてはどう考えられますか?


やっぱり2つあると思うんですよ。

やってみたいけどやり方が分からない人と、

リスクを負いたくない・負えない人

の2つかなぁ。



––––本当にそうですよね。

やりたいことをやれるからこの環境がいいってさっき仰ってましたけど、それって自信がないとできないと思うんですよ。

自信はどうやってつくんでしょう?

自信は誰しもがないと思うので、

たぶん失敗したときのリカバリーをする方法を知っているか知っていないか、

そして周りの人たちの助けがあるかないかかと。


目標を設定しているとして、

目標を下回っているとき。

もうそれは現実で過去についてどうこう言っても仕方ないので、それをいかにして上げるかって考えをできるかどうか。


長い目で見て±0だったらいいと思うんですよ。今日1日すごいついてなかった、でも別に明日すごいついてるかもしれないですし。


やっぱり目標設定じゃないですかね。

それに対する問題認識ができれば、どうやって課題を解決していくかが明確になっていくと思うんですね。


あとは、

ネガティブにならないこと、ですかね。

出来てないことに対して。

僕も出来てないこと多いですけど、それを理由に落ち込んでも仕方ないので。


その出来てないことをちゃんと認識したうえで、じゃあどうやったら出来るようになるか、っていう発想の転換が出来るかどうかで前を向けるか下を向いたままなのかなぁと。



––––すごいなぁ、それが出来るって。

まぁやらなきゃ仕方がないので。(笑)


あとはリスクをとれるかどうかとか、リスクをとりたいかどうかは、その人それぞれのパーソナリティー、個性かなぁと思うので。

今までどんなことを経験されてきたかで変わる気はしちゃいますね。


僕の場合は、もちろん飲食店なんてリスクが大きい業種なんですが、幸いサポートしてくれる、応援してくれる人たちが周りにいたので、よかったのかなぁと。周りの人たちに感謝です。

たぶんそういう人たちがいないと、僕飲食店の経験なんて全く無いので何もできないと思うんですけど。コーヒーを入れることくらいしかできない。(笑)



––––行動してみたら、そういう人に恵まれていくイメージがあります。

動かないと何も変わらないとは思いますね。あとやっぱり言葉にするのが大事なのかなぁ。



––––そうですよね、そうしたらみんな応援してくれる。

やり方が分からない人はどうするのがいいと思いますか。

経験者に話を聞きにいくのがいいんじゃないですか。



––––私も梅谷さんに助けてもらいましたもんね。最後に、コーヒーの世界の面白さって何ですか?

美味しいと言ってもらえる喜びですかね。僕の場合はそれ以上に、作ったフリーペーパーにすごく質問してくれたりとか、「生産国のこと知らなかったです」っていう言葉の方が嬉しい。

一般的には飲み物としてのコーヒーを考えている人が多いので、美味しいと言ってもらえる喜びもそうですし、香りの楽しみですかね。個性的な香りがそれぞれするので、そんな楽しみもあるかなぁと思いました。




△私も梅谷さんに豆の違いによる

味や香りの面白さを教えてもらいました!

ハンドドリップコーヒーの

ワークショップもされています。



––––ほんとに、最初ここに来て「日常的な物の見方が変わるってすごい面白いな」って思いました!


コーヒーのつなぐ物語もそうですし、飲み物という観点でいうと僕はイタリアのエスプレッソ文化が好きなので、ぜひ飲みに行ってください。


ドリップコーヒーとかもちろん面白くて、それは抽出の面白さやコーヒーの豆の個性、コーヒーの良し悪しの面白さ、美味しさはでると思うんですけど

それとはちょっと違うエスプレッソ文化っていうのがイタリアにはあって。




––––えー気になる!

イタリアのエスプレッソ文化、というか

バールの文化ですかね。


日本のお酒を飲むバーとちょっと違って。

コーヒー以外にカクテルとかジェラードとかお菓子とか食事とか、何でも出してるいわゆるカフェなんですけど。


イタリア人朝昼エスプレッソをよく飲むので、朝来てカウンターでスタンディングでエスプレッソ頼んで、人によってはすぐサッと飲んでいく人もいますし、馴染みの人がいたらこんなちっちゃいエスプレッソ飲みながらちょっと話をしたりとか。お砂糖の入れ方もほんと人それぞれだったり。

夜も広場の周りにバールが結構あったりするので、夜テラスでコーヒーを飲みながら、

のんびりお話したりとか。


初めての街に行ったら、バールに行けば大体その街のこと、雰囲気も分かりますし、どこに行ったら何があるか分かる。

その地域のコミュニティが集約されているような、そんな日常に溶け込んだバール文化があるんです。



日本でそんな人と人とのつながりを作るものって、あんまりないと思うんですよ。

昔の江戸時代のお茶屋さんとか、もしかするとお団子食べながらそんなのがあるかもしれないですけど。


そういう人と人がオンラインじゃなくて、

ちゃんとオフラインで関係性を築けるコミュニティがバール。

そういうのに憧れがある。


なので、ぜひイタリアのエスプレッソを。


––––行ってみたい!人が絡むんですね。

梅谷さんはすごく人が好きなんだなと思いました。

僕はどっちかっていうとそんなに積極的に話しかけるタイプの人間ではないんですけど、そういう空間は好きかもしれないですね。




・・・・・



皆さんお気づきかと思いますが

今回かなり私の悩みに寄った

質問をしていたと思います。笑


自分がやりたくて始めたことも

プレッシャーや責任

自分の至らなさにばかりに目がいって

自信をなくしていたのです。

(完璧主義ゆえにネガティブ、、)



伝え上手な梅谷さんのお話は

(きっと目標を口に出すことを

続けてきたからこそなんだろうなぁ)

すっと自分の中に入ってきて、

前向きになる気付きばかりでした。



失敗や出来ていないことがダメではなく

それを受けてどうするかが

大事ということ。


ブレない目標をもつこと。

一気にそこに向かおうとするのではなく

寄り道しながら楽しみながら

ひとつひとつ積み重ねていくこと。


落ち込む時間は無駄かもな

と、この頃は思っています。




いつか必ずイタリアで

エスプレッソを飲む、

という夢も新しく出来たので

まずはもらったエネルギーを

目の前の熱中できるものに

当てていこうと思います!



それが実現するころには

ROUND POINT CAFEのコーヒーが

コンゴを、途上国を変えた

お話を聞けるんだろうな。









だんだん秋めいてきましたね。

久しぶりのcafetokon.です!

よろしくお願いします♪




今回ご紹介したいカフェは,新検見川から徒歩3分ほどのcafe tentoさん。

駅近ですが,ビルの2階にこっそりとあるので,知らなければ通り過ぎてしまいそうなカフェ。

ここで非常に贅沢な時間を過ごして来ました。





tentoさんはとにかく「すごいパフェ」で有名。

SNSでは,思わず喉がごくん!と鳴ってしまうパフェがたくさんアップされています。

◇tentoさん↓


時期ごとにパフェが変わるのですが,今回の主役はシャインマスカット。

ここ何年かシャインマスカットにハマり,シャインマスカット好きを周囲に公言している私。これを食べないわけにはいきません!笑




こちらのカフェは予約が必須。

インスタで予約情報をこまめにチェックし,予約できる時間になった瞬間にはりきって電話をかけました。が,なかなか繋がらず……。

何度かけても繋がらない電話に,人気店のすごさを感じます。一緒に行こうと約束していた友達がトライするも,繋がらず。私の旦那さんも参戦し,3人でとにかく電話をかけること30分以上……。

「あ,繋がった!!」

と,旦那さんの声。すばやく私がスマホを受け取り,

「○日に2名でシャインマスカットのプティルを……。」

と,やっとのことで予約が完了したのです。素敵なカフェ訪問には努力がつきものですね。




予約をした日までは1週間ほど時間がありました。そこで私は,今月のパフェ・シャインマスカットのプティルについて予習!

tentoさんの動画にて,パフェの構成や食べ方をしっかり頭にたたきこみます。(この時間もかなり幸せでした!)


黄緑が輝くそのパフェを早くこの目で見たくてたまらない。

パフェと対面する準備をすっかり整えた私は,ひたすらその味を想像して顔が緩むのでした。笑




前置きが長くなりました。

いよいよ,cafe tentoさんへ!





雑貨やインテリアグリーンが可愛らしい店内は,ひとことで言うと「ものすごく落ち着く!」

小さくて素敵な空間が,予約の人でどんどん埋まっていきました。


◇店内の落ち着くインテリア



一緒に来た友達と店内を眺めたり,近況報告をしたりしていると,あっという間に待望のプティルが到着しました!!



◇シャインマスカットのプティル



これです!

すごいですよね!!!

綺麗すぎてため息出ちゃいます。



今まで何を話していたかも忘れて

「わあ〜!!」

「すごい!!」

と,友達と目の前の眩しい光景にうっとり。

やっと本物を見ることができました〜!





真上からのアングルも写真でおさめたあとに



動画で予習した通り,上のケーキをお皿におろして



グラスの中のパフェと,お皿に置いたケーキを交互に食べます。



一口食べて,


う〜ん,美味しい〜!!!


ここからはもう,とびっきり幸せな時間でした。



シャインマスカットがとってもみずみずしい。それも,こんなにたくさんいいの⁈ってくらい贅沢に入っています。

ケーキの生地は,サクサク感とホロホロ感がちょうどよい!

果物やチョコレートの甘さの中で,ほのかに香るバジルが爽やか〜。


パフェの中には,ピスタチオジェラートが入っていて,これまた私の大好きポイントにぐさっと命中。一緒に入っているスフレチーズケーキにもよく合います。

パフェの最後を締めくくるのは,マスカットのジュレや柑橘系のフルーツソース。すっきりと食べ終われて大満足でした〜。

(私がこんなに細かく感想が書けるのは,動画でプティルを構成する各パーツについて学んでいたからです。予習のたまもの!笑)



見た目も味も予想以上です。

予約できて,味わうことができて,本当に良かった!




帰り際に店員さんから

「シャインマスカット好きなんですか?」

と声をかけていただき(なんでわかったのかな?)

「大好きです……!!みずみずしくてとっても美味しかったです!」

と,まだ感動&興奮状態で答えました。(本当はもっともっと詳しく感動と感謝を伝えたかったのですが)







素敵な素敵なcafe tentoさん。

食べ進める度に新しい美味しさに出会えて,まさに「小さな幸せ」をたくさん詰め込んだプティルでした。

是非,皆さんにもtentoさんのこだわりと愛情をたっぷり感じてもらいたいです♪



ご馳走さまでした。









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