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更新日:2020年2月12日

Erikaさん

インタビュー:kon.


 

皆さんこんにちは!

もうすぐ今年も終わりですね。

今回のインタビューのお相手は

一児のママ・Erikaさん。



なんと彼女、

私の0歳からの幼なじみなんです!


お互い両親が共働きで

一歳になる前に保育園に預けられた為、

出会いは0歳の頃。

小さい時から家族ぐるみで

仲良くさせてもらっています。



高校生以降住んでいる場所は別々ですが

ずっと繋がっている家族のような存在です。




この日はErikaさんの出産後

初めて会う日だったので、

ワクワクしながら行きました!



▲Erikaさんとまひろくん。

可愛いよ〜〜!!



赤ちゃんを抱く姿はすっかりお母さん!


ついこの間まで、

一緒に泥団子を作ったり

タイムカプセルを埋めたりしていたのに、

なんとも感慨深い。。笑



初めての育児で

大忙しな毎日を送っているErikaさん。

さぞかし疲れているだろうと思いきや

とっっても元気なんです!

しかも話を聞いているうちに

昔から好きな「ものづくり」を

子育ての合間にやっていることが判明。



すごい!  聞いてみたい!!




と、いうことで

今回は、ママをしながらも楽しめる

Erikaさんのものづくりについて、

可愛い赤ちゃんとともにお届けします。






/はじまりはじまり〜♫\




––––まずは、出産本当にお疲れ様でした。 どうだった??


出産はね、やっぱり大変だったよ。

でも生まれて来てくれた安心感が大きい。

大仕事を終えてほっとしたよ。




––––すごいなあ。

生まれてからの生活はどう?


ようやくこの暮らしに慣れてきた感じ。

最初は小さくて壊れてしまいそうで……

新生児の時は首もまだすわってないしすごく軽いからドキドキしてたんだけど、

慣れって怖いね。

今じゃ片手でひょいっと抱っこしちゃってる。




––––おお、母も少しずつたくましくなるんだね!

ミルクあげて抱っこして寝かしつけして、見ていて本当に忙しいなと思ったけど

その合間にやっていることがあるんだよね?


そうなの。

知っていると思うけど、作ったり描いたりすることが昔から好きで。

アクセサリーを作ったり、絵を描いたり……。




––––うんうん、よく一緒に絵を描いたね。

オリジナルキャラクラーを作ってお話にしたり。笑


あと、Erikaさんは昔からアクセサリー作りとかの細かい作業が得意だよね。

私の結婚式にも素敵なリングピローを作ってくれて、手先が器用で羨ましい!





▲Erikaさん作のリングピロー。

大好きな海のイメージにピッタリで

かなりお気に入り♪





そうそう、細かい作業が好きなんだけど

やっぱり赤ちゃんがいるとアクセサリーの材料とかは危険だから。



そこでできると思ったのがアルバム作りなんだ。

妊娠中にもらったエコー写真があるからそれをまとめてアルバムにしたいなって!




––––なるほど。子育てでもできるものづくりを考えたんだね。

エコー写真のアルバムってどう作るの?


今、雑貨屋さんとかに写真をテープで貼って書き込むことができるアルバムの種類が豊富にあって。

それに病院でもらったエコー写真を貼って作っているよ。




––––エコー写真って毎回もらえるの?


うん!

病院によって違うのかもしれないけど私の行っていた病院は毎回もらえて。

見ると大きくなっていく様子がよくわかる!

推定だけど、身長とか体重とかも出してもらえるよ。




––––だんだん人になっていく様子、面白そう!


そうそう。

最初はタネみたいだったのが、

人の形になってきたなとか、

ここが鼻なんだとかわかってくると

だんだん実感が湧いてくる。








▲Erikaさんが作っているアルバム𖧷

成長の様子がよ〜くわかる!!




––––すごい!貴重な写真だね!

自分のエコー写真って見たことがないから大きくなってから見ると感動するかも。

お腹の中にいた時の自分を見られるなんてかなりレアだよね!!


そうそう。

エコー写真って感熱紙だから、レシートと同じで時間が経つと消えちゃうのね。

消えちゃうのは寂しいなと思ったからもらった写真をコピーして、アルバムを作ることにしたんだ。



エコー写真を見返すことで、私自身が病院に通う度に味わったわくわくした気持ちとかも思い出せたらいいなと思って。




––––うわあ、すごくいいな〜!

よかったね、まひろくん!!






▲天使の寝顔。

インタビューの間は

すやすや寝ていました。



––––エコー写真ってどのくらいもらうものなの?


私の場合、検診行ったのが全部で14回。

一回に角度とかが違うものを4枚もらえるから、全部で50枚くらいになったかな。

コツコツ作って、あともう少しでできるよ。




––––わあ、見たい!

アルバム作りはいつやってるの?


最近はまとめて寝てくれるようになったから寝ている間にまず家事をさっと終わらせて、今ならできるかなって思ったらぱっと出してやるよ。



手を動かすのが好きだからすごくいい息抜きになってる。

起きて泣き出しちゃったりしたら、パタッて閉じてすぐ切り替えられるところもいいところかも。

アクセサリーとかは途中で中断するの難しいし。




仕事が始まったら今より余裕はなくなるだろうけど、できる限り続けていきたいな。



昔はカメラで撮ったから写真が手元に残ったけど、今はスマホで撮るからデータで持ってることがほとんど。

私は少し手間はかかってもアルバムにして、なるべく手元に残したいなと思ってる。




––––素敵だね!! 子育ての記録が自分の息抜きになってるなんて。 私もいつか子育てをするときがきたら Erikaさんみたいに生き生きとやりたい! 先輩、よろしくね。


はい!笑




仕事復帰したらまた慌ただしくなるけど

今は育休ライフを存分に楽しむ!






▲Erikaさんが書いてくれたメッセージ






いかがでしたか?



子育ての一瞬一瞬を大切にする

Erikaさんにお話を伺っている時間は

心温まる優しい時間でした。




\完成したアルバムがこちら/






いつか大きくなったまひろくんが

このアルバムを見て、

ママの愛をたっぷり感じるんだろうな。





どんな状況でも

明るく楽しんじゃうErikaさんは

私の自慢の幼なじみです♫






これからもゆっくり成長していってね☆

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大矢さん

インタビュー:すず


 


今いちばん楽しいことは

レザークラフトとバンドなどの音楽活動

という大矢さん。


(詳しくは前半をどうぞ!)


後半では

その魅力と出会い、これからやりたいことについて話していただきました。




・・・・・




––––作れる物っていろいろあるけど、革っていう理由はあるんですか?


ここ(革教室)に来る前に陶器粘土でブローチとか作ってみたりもしてたんですけど、

作っても自分で使わんし、人にあげるにしても重かったりする。アクセサリーって自分の趣味で買うわけやし。

なんかいいのないかなーって探してて。



梅田にゆう工房、Cafe ゆうっていう

一階がカフェになってて、二階で陶芸とかの体験教室をやってる店があって。


友達とそこの陶芸教室に行ったんですけど

レザークラフト教室もやっていて。


レザークラフトって個人でどこまでできるんかなあと思って本読んでみて

「財布とかまで作れるんやあ、一回やってみよう」と思ってやったらハマった。


やるうちに一人でやるのは無理だぁと

限界を感じて、その本のラスボスで載っていた次郎さん(革教室の先生)のところに駆け込み、運命の出会いを果たすというドラマチックな展開。(笑)


革は作ったら作っただけ自分もうまくなっていくのが分かるから、やって終わりじゃないところも魅力ですね。




––––そうですよね!音楽はどうですか?


音楽に関しては本当に、自己表現とか壮大なことは全くなく、ただ音を鳴らすのが楽しいから。





▲愛用のギター




––––そうなんですね、何か残したいって感じじゃないんですか?


できるならやってみたいですけど、そこまで深い人生を送ってきてないんで。


自分は考え方は割としっかりもってると思うんですけど、詩的なエモーショナルな部分には欠けるかなっていう分析をしてて。

もうそういう分析してる時点で頭固い。(笑)


だから歌詞書いてても、

「あれ、これここの一言ぬいたら意味分からんくなるんちゃうかな」とか、考えすぎて

すげー説明的な文章になったりする。


そういう表現は自分には向いてないのかなって思う。




––––音楽との出会いはいつ?


歌は昔から好きでした。

キリスト系の幼稚園だったんですけど、キャロリングっていうクリスマスの日に家々を回って聖歌を歌うとか、音楽の時間がけっこうあるんですよ。

歌っててなんか褒めてもらえるようになって歌うまいんかなあって。


小学校3年生のとき、全校のテレビ放送でカラオケをやろうって企画を昼休みにやってて。

出てみたらすごいウケがよくて。


終わって放送室出ようとしたら

友達が何人かダーって来てくれて

「お前すごかったぞ!」

って言ってくれて、すげー嬉しくて。


あぁなんか自信もったぞ、みたいな。

そんなに普段仲良くしてない子も話しかけてくれて、音楽いいなあと思って。


小学校5年生のとき市の音楽会でソロを歌ったりとか、何回か人前で歌いました。




––––すごいな才能が・・・


その音楽会も、ある保護者から「なんであの子ばっかり目立つことやらせて」みたいなことを先生が言われたらしく、一回オーディションで落とされたんですね。


選ばれた子が練習のとき一人で体育館で歌ってて、先生が一番後ろで聞いてたんですよ。腕くんで。


そしたら「ちょっと大矢、あいつと一緒に歌えるか」って言って、二人で並んで歌ったら「これでいこう」と。

その日、先生が親と話すために家まで来てくれました。


その経験けっこう大きかったですね。

歌で人から求められることがあるんだ、

って。


音楽会本番で歌って

市の中学校の合唱部の先生から「絶対うち入って」って言ってもらったんですけど。




––––神童じゃないですか。


中学校受験してたんで、そこにも行けず

残念やなぁみたいな。


中学、高校は音楽系の部活がなくて。

スポーツやらなあかんみたいな感じで

音楽から離れたけど、

やっぱり音楽やりたいと思って。


で、もう大学で青春を取り戻そうって。

「馬鹿にされてもいいから音楽をやりたい」って言って良いサークルが見つかったわけですよ。



4年間はほんまにストイックにやりました。

楽しかったですね。親にもサポートしてもらいました。




▲卒業ライブの写真



音楽も知れば知るほど奥が深くて。

最近クイーンにハマって、アナログレコード買いました。Don’t stop me nowくらいしか歌えないですけど。




––––英語?!


ボイトレでやるんですよ。




––––ボイトレってどんなことをするんですか?歌うまくなります?


やっぱり歌う機会を作らないとどんどん下手になる。

声の出し方が全然分からなくなる。

僕だけかもしれないけど。


声にもいろんな種類があって。ミックスボイス、チェストボイス、ミドルボイスとか。


天然でミックスボイスっていう裏声と表の声を混ぜたような声で喋っている人も中にはいて、そういう人は歌うまいんですよね。


自分が喋ってるときはどういう声の出し方してるのかなぁって考えたりとかします。


自分は緊張するほど喉が締まって、声が小さくなって怒られるって特徴あるなぁとか。(笑)




––––すごい、何にも考えたことない。歌うまくなりたい。


あくびするときみたいな、喉の奥拡がった状態が歌うのには一番適した状態らしいですよ。その状態で、のどぼとけを下げて歌う。


今は無意識でできるけど、意識して動かす練習をしました。


喉をしめるのと声帯をしめるのはまた違うらしくて。フレディマーキュリーとか、高い音でキンキンした声を出すときあるじゃないですか。



(Queen - Don't Stop Me Now)





ああいうロックな声って声帯をグッと締めているんです。



いろんなこと知れば知るほど日常が面白くなる。




––––それだけやりたいことがあると忙しくないですか?どう時間をつくってるんですか?


睡眠時間削ってるんですかね?

寝る前にギターやろうと思って一人でライブしてて気づくと3時や!ってなる。

ワンマンライブが5曲目くらいになって「みんなありがとう!」って寝る(笑)


あとは大学生の時間がある時にやってたのがよかったですね。

最初は譜面を読むのも大変じゃないですか。積み重ねのおかげでちょっと時間短縮してできるようになったんかな。


時間が使えるときにノウハウを積んでおいて、時間がないときに短時間でできることをする。


時間を作るというよりかは、無い時間の中でできることをやっています。




––––勉強になるなぁ。 では最後に、これからやりたいことを教えてください。


音楽で言ったらバンドをちゃんとやりたいなと思います。

できれば何かしら形で残したいですよね。


形にして、歳いってじいちゃんになっても

孫に見したりしたい。


バンドなんてやるのはちょっと特殊な人だ

みたいな人もいるけど、

もし子どもとかできたら

「何でもお前にはできるんやぞ」

って言ってあげたい。

それをやっぱり形に残して、見せて伝えてあげたい。自己顕示欲もあるし。(笑)


友だちの書く歌詞がよくて、そいつの歌詞を世に出したいっていうのもあります。

この間もその友達と札幌で中古のギター買って、美瑛の家で星見ながら弾こうって旅行に行ったんです。

ずっと子ども心を忘れずにいたいなって思います。


いい意味で子どもっぽい大人って最近多いし。平均寿命が延びて子どもでいる時期が長いんかもしれないですけど。




▲革小物製作中の作業風景



革に関しては、

今は友達に買ってもらったりとか

あげたりとかで喜んでもらってますけど、

やっぱり友達が作ってくれたもんやから嬉しいみたいなのもあると思うんですよね。


それを抜きにして、完全に知らん人が見ても嬉しいっていう声をもらえるようにまずはなりたい。


ちょっとミーハーな感じですけど、ロゴ作って自分の作品に押して、とかやってみたいですね。


今は次郎さんのもとで教えてもらってやっているけど、「自分の作品だ、一人で作った」って自信をもって言えるようになりたい。


今この環境がなくなったらはたして出来るのかって思うから、なるべく家ですべて遮断した状態でやっています。





▲革を薄くする漉き機も自宅に



売るとか買ってもらうっていうのは

あくまで結果であって、

実力が伴った結果そういう風に扱ってもらえるっていうことだと思うので。

まずは自分で自信もって「僕の作品です」って言えるものを作れるようになりたい。



仕事でも展示の紙とか作るんですけど、デザイナーのための色の本とか読んでみて、それが革の方でも活かされる。

こじつけてでも楽しい方にやっていかないとと考えてやっております。




・・・・・



大矢さんと話していて感じたのは

日々を楽しんでいる人は

どんなことからでも何かを得ているんだ

ということ。


私なら

うまくいかない!失敗した!嫌!

できなかったー!!!

と落ち込んで終わってしまうことを


合わないことを学んだ、

できなかった理由を見つけた、

と全部自分に還元している。


どんな状況や経験も無駄にせず

ポジティブに捉えて、本当に

「こじつけてでも楽しい方に」

進んでいるのだと思いました。


そうして見つけていったからこそ

楽しいことをしているとき

心底夢中になれて、

周りから見ても輝いているんだろうな。


これから先も、

良いも悪いも取り込んで

大矢さんが生み出していく作品から

目を離せそうにありません!






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大矢さん インタビュー:すず


 


今回お話を聞いたのは

革教室で出会った大矢さんです。



元々趣味でレザークラフトをやっていたり

バンド活動をしていたり

ボイトレに通っていたり


自分で世界を広げていて、

初めて会ったときに

「こんな人もいるんだなぁ」

と感動して以来、話すたびに

わくわくする発見をもらっています。


(なぜか)ガチガチに緊張しながら

インタビューする私に


関西出身の大矢さん、

今楽しいことや世界の広げ方を

笑いを交えて話してくれました。





▲大矢さん





––––今楽しいことを教えてください。


一番楽しいのはレザークラフトと音楽。


大学の軽音サークルの友達とバンドやったり、別のバンド組んでる友達とスタジオ入ったり、ジャズフェスタ行ったり。


今までジャズとかがっつり聴いたことなかったですけど、そうやってきっかけを作って知らんジャンルに足をふみいれていったりしてます。




––––それは自分から行ったんですか?


誘われて行ったんですけど、誘われたら基本断らないようにしてます。

「こんな世界があるんや」って、

好奇心だけは旺盛なんで。


行かずに後悔するより「これ行かんで良かった」っていう方がいいかなって。


昔何回か「めんどくさ、行ってもろくに楽しくないやろ」って行かんかったら、周りの人が「めっちゃ良かった」って言うことがあって。


「やっぱ行ったら良かったかな」っていう経験を何回かして、それやったら「時間無駄にしたわ」っていう方がまだ気持ちいい、という境地に至りました。



今度大学のOBパーティーみたいなのがあって、友だちに誘われて。

そんなん普段絶対行かないですけど、もしかしたらそこで運命的な何かしらの出会いがあるかもしれないし、とりあえず行くことにしたんです。


そういう心持ちでいるので、こうやって

ここ(革教室)にも来れましたし、

仕事も見つけられてきたなって思います。




––––それ聞こうと思ってました。どうやって楽しいことを見つけてるのかなっていつも思っていたので。


興味があったらとりあえずやってみる。

知らない世界を知るのが結構好きで。


それこそギターの音変える機械、エフェクター自分で作ったりとか。




▲自作したエフェクター




––––そうなんですか?!ちょっと次元が違いすぎて。


ギターのケーブル、シールドっていうんですけど、あれを自作している人が結構多いって知って「じゃあ作ってみよう」って作ったらわりと簡単に作れて。


さすがにエフェクターまで作ってる人はおらんよなって検索したら割とでてきて、お前らにできるんやったら俺にもできるやろうって。(笑)




––––(笑)作ることには自信があるの?


自信があるっていうか、やるかやらんかやなって。


とりあえず本買ってきてやったら「あの音ってこういう仕組みで出てるんや」とか、なんとなく世界の見え方が違ってくる。


革だってそうじゃないですか。

何も知らんかったら、何革があってとか、何なめしでとか、ふちの処理がどうとか、絶対分かんないですよね。


やるとやっぱり人生の枠がひろがる。

何かしら人生を豊かにするには動かないとなと思う。




––––たしかに...!もうすでに今日お話聞けて良かったです。

作るのはいつから好きなんですか?


作ったりするのは幼稚園児の頃から好きで。折り紙とか「お母さん何か作ってほしいもんある?」って。

あるわけないやんって今思えば。(笑)


昔遊戯王とか流行ってたんですけど、手に付けてガシャンガシャンってやるやつ、あれをダンボールで作って、自動で動かすにはどうしたらいいか?とか考えて作ってましたね。


けっこうそういうのが好きで、それがなんでかと言われたら楽しいからとしか言いようがないですけど。




––––家族は「作って」って言ってくれるような感じなんですか?


そうですね、合わせて言ってくれたり。

まあ血ですよね、物作りが好きっていうのは。


父方の祖父が鉄工所をやっていて、組み紐とかをプログラムを組んで自動的に作る、その機械を作ってた。


そっちの血もあるし、母方の曽祖父も仕事ではなく家具とか自分で作ったりしてた。


今でも残ってるんですよ、その曾爺さんが作った家具とかが。

だから、そういう後々残る物を作りたいなって見ても思います。


作った方が愛着も湧きますし、

ただ買って物が届くのも嬉しいけど

作る過程も楽しめるなら、その楽しみが多い方がいいんじゃないかって。


すぐに手元に届くのもいいけど、やっぱり手間かけて作ってる最中の喜びって大きい。

大事にしますしね。




––––すごい、それかも、作りたい気持ち。そういう血のもとで生まれてきてたんですね。兄弟とかいるんでしたっけ?


一人っ子やから黙々と作ったりするのが好きなのかもしれない。


ゲームとかは、好きは好きなんですけど

ずっとやっていたいってあんま思わんくて。


それよりも物作って成果が残る方が、失敗してもその失敗活かせるし。

気晴らしにどっちをやるかって言ったら

こっちやなって。


時間忘れてやれるものって続きますよね。

疲れた時に気分転換にやれるやつって、

いちばん自分に合っててハマるもんなんやなって。




––––疲れた時に「革やろう」ってなるんですか?


そうですね。仕事で「ダメだったな今日」って帰ってきて、何やるかって言ったらまあ、ギター触るか、革で何かやるか。


気分転換になるもので、なおかつ形が残っていく物ってこれ最高やなって。






▲大矢さん作の財布




––––私疲れてるときまでは出来ないなぁ。本当に好きなんですね。

ではその2つ、音楽と革について魅力を教えてください。


革の方はさっき言ったとおりですけど

作ってる最中の楽しみもあり

人にあげたら喜んでくれるし

自分で使っても愛着湧くし

世の中に出回ってる革製品のことも分かって、革の製品並んでたら見てみたり


いろんな面があるんで

ちょっと生活が豊かになる。

考えてみたらそうかな。




––––そう思ったらいろんなことやってみたくなるなあ。


そうですよね、それも。

使い古された言葉だけど、人生1回きりやし

やらずに後悔するよりやって後悔した方がいい。


お金無駄にしたなとか思っても、やっぱり経験はしといた方がいいなあって思うんですよね。


最近やと水耕栽培をちょっとやってみようと思ってやったんです。

前からちょっと興味もってて。


虫嫌いやし、野菜食べなあかんなあと思っても野菜買いにスーパー行くってことをしないんで、家ん中に勝手に生えてたらむしって食うんちゃうかなって。(笑)




––––水耕栽培??


部屋の中で土を使わずにトレーに脱脂綿をしいて、サラダ菜とかに人口のLEDを当てて育てるやつ。

まあ、そこまでいかなかったんですけど。


日光を当てたりプランターとか準備したりするのはすごい楽しかったですけど、毎日の世話するのが疲れて帰ってきてやりたいって思わんかったから、ああ向いてないんやなって。


でも向いてないっていうのが分かったんで。

100均で材料全部揃えたり、本買って調べたり、数千円それで今後使わん物を買ってしまったけど、

やらずに「あーちょっとあれもやってみたかった」って死ぬ前に思うよりは、経験して

数千円の損で済んで良かったなって。




––––やったことあるってだけで、その道にハマってる人とは話ができますもんね。


そうですよね。「液体肥料はハイポニカが一番いいよね」とか。




––––(笑)いろんなことに応用できそう、水耕栽培だけじゃなくても。


話のタネにはなりますよね、水耕栽培だけに。・・・はい滑ったー。




––––ちょっと高度で考えちゃった。(笑)


やっぱりボケずに死ぬよりボケて死んだ方がね。滑ったことも今後に生かせるし、あのときボケときゃよかったなって思うよりは。


何の話をしてるん。革の魅力ですよね。




––––(笑)作れる物っていろいろあるけど、革っていう理由はあるんですか?



・・・・・



やらない後悔よりやった後悔、

お話を聞いたあとから

私も合言葉にしています。


後半では

革や音楽の魅力や出会い、

これからやりたいことについて

お話ししてもらいました。


更新をお楽しみに!!

(11月12日 02:00更新予定)






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